過去問にチャレンジ:警察官[大卒]
正答 5
条件を表にまとめていく。「AとBのラインマーカーの色は同じ組合せである」より、複数ある色は赤色か青色か黄色であるが、「Dは青色のラインマーカーをもらった」より、青色は残り1本となる。よって、AとBのラインマーカーの色は赤色と黄色になる。
「ラインマーカーとノートの色が同じ色だったのはDだけである」より、AとBのノートの色は青色か緑色になる。CとDのノートの色は残りの赤色と黄色になる。Dはラインマーカーとノートの色が同じ色なので、Dのノートとラインマーカーが赤色になり、Cの残りのラインマーカーが青色でノートが黄色に決まる。
よって、Dは赤色のノートをもらっているので、正答は5である。
正答 4
2枚の和が偶数になる場合(余事象)の確率を求めて、全体の1から引いて求める。
まず、全部で何通りあるかを考える。1枚目の引き方は9通りあり、そのおのおのに対して残り8通りの引き方があるので、9×8=72〔通り〕となる。その中で和が偶数になるのは「奇数+奇数」と「偶数+偶数」の2通りである。
「奇数+奇数」はまず初めに奇数を引くので、1、3、5、7、9の5通りあり、そのおのおのに対して残り4通りの引き方があるので、5×4=20〔通り〕となる。
「偶数+偶数」はまず初めに偶数を引くので、2、4、6、8の4通りあり、そのおのおのに対して残り3通りの引き方があるので、4×3=12〔通り〕となる。
以上より、偶数になる引き方は全部で20+12=32〔通り〕あるので、和が偶数になる確率は
32/72=4/9となる。よって、求める確率は 1-4/9=5/9となるので、正答は4である。
正答 1
横軸に時間、縦軸に速さをとったグラフでは、横軸とグラフで囲まれた部分の面積が(向きも考慮した)移動距離を表す。問題のグラフでも台形の公式を使って面積を計算すると、上底は160−50=110、下底は200であるから、
1/2(110+200)×10=1550〔m〕
となるので、物体の進んだ距離は1,550mである。
よって、正答は1である。
正答 5
スタグフレーションとは、経済活動の停滞(不況)と物価の持続的上昇(インフレーション)が併存する状態のことである。一般に、不況になると失業率が高まると考えられるので、点は右方向へ移動する。また、物価が上昇すると、点は上方向へ移動する。
したがって、当初の経済状態が点Aであるとき右上方向に位置するのは点Fであるから、5が正しい。