実務教育出版 JITSUMUKYOIKU-SHUPPAN


技術系[大卒]

公務員試験には、土木、建築、機械、電気・電子、化学、農学・農業など技術系の職種もあります。試験・自治体によって名称は異なり、また、上記の6職種以外も募集されます。 教養試験(基礎能力試験)は一般行政系と共通問題であることが多いですが、専門試験はそれぞれの専門分野に関する問題が出題されます。

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試験区分 ※2024年度

院卒者 大卒程度

デジタル、工学、数理科学・物理・地球科学、化学・生物・薬学、農業科学・水産、農業農村工学、森林・自然環境

受験資格 ※2024年度

院卒者

1994(平成6)年4月2日以降生まれで、

  1. 大学院修士課程又は専門職大学院の課程修了者及び2025(令和7)年3月までに大学院又は専門職大学院の課程修了見込みの者。

  2. 人事院が(1)に掲げる者と同等の資格があると認める者。

大卒程度 
  1. 1994(平成6)年4月2日~2003(平成15)年4月1日生まれの者。

  2. 2003(平成15)年4月2日以降生まれで(ア)大学卒の者及び2025(令和7)年3月までに大学卒見込みの者。(イ)人事院が(ア)に掲げる者と同等の資格があると認める者。

試験日程 ※2024年度

  • 申込み期間(インターネット):2/5(月)~2/26(月)

  • 1次試験日:3/17(日)

  • 1次合格発表日:4/1(月)

  • 2次試験日(筆記試験):4/14(日)

  • 2次試験日(人物試験等):4/22(月)~5/15(水)【院卒者は4/30(火)から】

  • 最終合格発表日:5/28(火)

試験種目・配点比率(全体を15とした各科目の配点比率) 

  • 基礎能力試験 2/15

  • 専門試験[択一式] 3/15

  • 専門試験[記述式] 5/15

  • 政策論文試験 2/15【大卒程度のみ】

  • 政策課題討議試験 2/15【院卒者のみ】

  • 人物試験[個別面接※参考として性格検査を実施] 3/15 

  • 英語試験(外部英語試験のスコア等に応じて加算)

合格者決定方法 

受験者の筆記試験の得点は、各試験種目の素点(択一式試験の場合は正解数)をそのまま用いるのではなく、試験種目ごとに平均点、標準偏差を用いて算出した「標準点」を用います。 

工学に関する基礎

工学系(土木、建築、機械、電気・電子など)では、専門試験(択一式)の共通科目として「工学に関する基礎」が出題されます。これは、数学及び物理の基礎的な知識に基づく工学的手法の応用能力を問うものです。

国家総合職の工学区分では、解答数40問のうち20問が「工学に関する基礎」となっています(残る20問はそれぞれの専門的な分野の問題)。 

試験区分 

デジタル・電気・電子、機械、土木、建築、物理、化学、農学、農業農村工学、林学

受験資格 ※2024年度 

  1. 1994(平成6)年4月2日~2003(平成15)年4月1日生まれの者。

  2. 2003(平成15)年4月2日以降生まれで、(ア)大学卒の者及び2025(令和7)年3月までに大学卒見の者並びに人事院がこれらの者と同等の資格があると認める者。(イ)短大又は高専卒の者及び2025(令和7)年3月までに短大又は高専卒見の者並びに人事院がこれらの者と同等の資格があると認める者。

試験日程 ※2024年度

  • 申込み期間(インターネット):2/22(木)~3/25(月)

  • 1次試験日:6/2(日)

  • 1次合格発表日:6/26(水) 

  • 2次試験日(人物試験等):7/10(水)~7/26(金) 

  • 最終合格発表日:8/13(火)

試験種目・配点比率(全体を9とした各科目の配点比率)

技術系区分 ※建築区分以外

1次試験:基礎能力試験(択一式)2/9、専門試験(択一式)4/9、専門試験(記述式)1/9 *注 

2次試験:人物試験[個別面接※参考として性格検査を実施]2/9

建築区分

1次試験:基礎能力試験(択一式)2/9、専門試験(択一式)2.5/9、専門試験(記述式〈建築設計製図〉)2.5/9 *注 

2次試験:人物試験[個別面接※参考として性格検査を実施]2/9 

*注 一次試験の合格は基礎能力試験および専門試験(択一式)の結果によって決定。専門試験(記述式)は、一次試験合格者を対象として評定した上で、最終合格者の決定に反映。

採用までの流れ

受験者の筆記試験の得点は、各試験種目の素点(択一式試験の場合は正解数)をそのまま用いるのではなく、試験種目ごとに平均点、標準偏差を用いて算出した「標準点」を用います。

工学に関する基礎

工学系(土木、建築、機械、電気・電子など)では、専門試験(択一式)の共通科目として「工学に関する基礎」が出題されます。これは、数学及び物理の基礎的な知識に基づく工学的手法の応用能力を問うものです。

国家一般職のデジタル・電気・電子、機械、土木、建築の各区分では、解答数40問のうち20問が「工学に関する基礎」となっています(残る20問はそれぞれの専門的な分野の問題)。

試験区分

労働基準監督B(理工系)

受験資格 ※2024年度

  1. 1994(平成6)年4月2日~2003(平成15)年4月1日生まれの者。

  2. 2003(平成15)年4月2日以降生まれで、(ア)大学卒の者及び2025(令和7)年3月までに大学卒見込みの者。(イ)人事院が(ア)に掲げる者と同等の資格があると認める者。

試験日程 ※2024年度

  • 申込み期間(インターネット):2/22(木)~3/25(月)

  • 1次試験日:5/26(日)

  • 1次合格発表日:6/18(火)

  • 2次試験日:7/9(火)~7/12(金)

  • 最終合格発表日:8/13(火)

試験種目・配点比率(全体を7とした各科目の配点比率 *は合否の判定のみを行う)

1次試験:基礎能力試験(択一式)2/7、専門試験(択一式)3/7、専門試験(記述式)2/7

2次試験:人物試験[個別面接※参考として性格検査を実施]*、身体検査*

採用までの流れ

受験者の筆記試験の得点は、各試験種目の素点(択一式試験の場合は正解数)をそのまま用いるのではなく、試験種目ごとに平均点、標準偏差を用いて算出した「標準点」を用います。

工学に関する基礎

専門試験(択一式)では、「工学に関する基礎」として数学、物理、化学が出題されます。化学が含まれるのが労働基準監督Bの特徴です。

試験区分 ※2024年度

電気、機械、土木、建築、化学、物理、電子・情報、資源工学、農学、林学、生物・生命科学

※機関によって試験区分は異なります。

受験資格 ※2024年度

平成6年(1994年)4月2日以降に生まれた者

試験日程 ※2024年度

  • 申込み期間(インターネット):5/15(水)10:00~5/29(水)17:00(受信有効)

  • 1次試験日:7/7(日)

  • 1次合格発表日:7/25(木)9:30

  • 2次試験日:各国立大学法人等で一次試験合格者に対して個別に日程を設定

  • 最終合格発表日:各国立大学法人等で実施および通知

※いずれの区分も一次試験は教養試験のみ。

専門試験について

機関によって異なりますが、二次試験で筆記試験、口答試問などによって専門性を考査されます。

試験区分 ※自治体ごとに異なります

土木、建築、機械、電気、化学、農業、林業、造園 など。

受験資格 ※自治体ごとに異なります

自治体や職種(区分)によって異なりますが、受験年の4月1日現在の年齢を21歳以上29歳未満とする自治体が多く、近年は30歳以上でも受験できる試験が増えています。

試験日程 ※2024年度 ※自治体ごとに異なります

  • 申込み期間:4/下旬

  • 1次試験日:6/16(日)

  • 1次合格発表日:7月上旬

  • 2次試験日:7月中旬~8月上旬

  • 最終合格発表日:8月下旬

※地方上級(都道府県・政令指定都市の大卒程度試験)は例年同じ時期[2024年度は6/16(日)]に一次試験を実施。

※東京都、特別区、大阪府、愛知県、名古屋市、堺市では統一実施日と異なる日程で試験を実施しています。

工学に関する基礎

土木、建築、機械、電気、化学など 数学・物理が出題

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