公務員か民間企業か悩んでいた中で、大学から学内の公務員講座も薦められましたが、課外活動等を続けながら自分のペースで進めることができ、受講料も比較的安価であった実務教育出版の通信講座を選びました。その後、大学3年の秋に官庁のインターンシップに参加し、やりがいを持って働く職員の方々に魅力を感じ、公務員試験の受験を決めました。
出題数が多い判断推理・数的推理を重要科目とし、毎日問題演習に取りくみました。また「Jトレプラス」を過去問演習に活用しました。過去問演習では、問題を解いたあと、全ての選択肢の解説を読み、正誤の理由を考えました。この繰り返しが知識量を増やし、解答スピードの向上につながりました。
私は通信講座の教材のみを活用し、復習を大切にしました。テキストは要点が押さえられているため、理解できるまでテキストを何周もするだけで十分対策ができました。また学科試験は満点をとる必要はないため、捨て科目を作ることも重要です。その上で問題演習を繰り返すことにより、自分に合った解答の順番や、優先して解く問題がわかり、効率よく得点できるようになりました。
私が力を入れて勉強を始めたのは試験本番の5か月前です。それでも、通信講座と自分を信じて、あせらず着実に勉強したことで、第一志望の合格を勝ち取りました。合格までの道のりは長く、つらいこともあると思いますが、気分転換もしながら最後まであきらめずに努力を続けることが大切です。