私は大学卒業後に会計年度任用職員として市立図書館に就職し、その年の6月頃から勉強を始めました。働きながら勉強できることと、安価で様々なサポートを受けられるという理由から実務教育出版の通信講座を選びました。
私は特に数学が苦手だったので、まずは「数学の基礎確認ドリル」を何度も繰り返し解きました。「きほん」の「き」から勉強できたため、置いていかれる感覚がありませんでした。その後、数的推理と判断推理のテキストを読み込みながら進め、時には「数学の基礎確認ドリル」に戻ることもありました。他の教科についても、学生時代の得意不得意に合わせて、テキストで基礎を振り返るか、練習問題に取り組むか、調整しながら進めることができました。また、勉強の合間に「Jトレプラス」の受講ガイドや面接関連のワークシートで、「まず公務員試験とは何か」、「どのような姿勢を大切にすべきか」という点を整理することができ、気持ちの面でも安心感がありました。
最後に、受験生の皆様には、苦手科目があることを恥ずかしいと思わずに、「できることを増やす」という考え方をすることをお薦めしたいです。私自身、数学系の科目には学生時代から劣等感を抱くことが多くありましたが、基礎に立ち返ることも立派な勉強方法で、合格に向かうための大切な１つの要素だと思います。日々の勉強の中で、「できた！」という喜びを大切にして欲しいです。