民間企業の就職活動と併願しやすい公務員試験が増加しています!

みなこ_博士 令和6年度公務員試験のうち、都道府県・政令指定都市において、約9割の自治体で実施計画が発表されました。
試験制度の変更も急増しています。
変更内容の多くは試験の簡素化で、主な対象は、大学卒業程度試験や職務経験者試験です。

大学卒業程度試験は、従来1年に1回、6月に実施するのが一般的でした。
近年、6月の通常試験に加え、4~5月にも早期試験を行う自治体が増加傾向です。
「早期枠」「先行実施枠」「SPI方式」「アピール試験型」「特別枠」などの名称で募集が行われます。
いずれの場合も、一次試験はSPI3やSCOAなどが実施され、特別な公務員試験対策が不要です。
民間企業を志望する大学生や転職活動をする社会人でも受験しやすい内容です。

仕事内容については、各自治体ホームページで公開中の説明会や先輩職員のインタビュー動画等で確認することが可能です。
一部の自治体では、これから参加可能な説明会もあります。
申込締切が迫っている試験がありますので、受付期間にご注意の上、ご検討ください。


都道府県・政令指定都市等* 行政(事務)系区分 一次試験日

*都道府県・政令指定都市、特別区、警視庁、東京消防庁(自治体数合計70)
※早期試験:4~5月試験
※通常試験:6月中~下旬(統一実施)試験
※独自日程:東京都、大阪府など
※その他:早期(6月上旬)試験、通常試験、秋季試験の組合せ
※当初計画になかった追加募集は含めていない
※R6年度:3月14日現在

《早期試験の特徴》
● 一次試験は、SPI3、SCOAなどを活用し、特別な公務員試験対策が不要
(一部の自治体では、アピールシートの作成や論文試験も実施)
● 文系・理系を問わず受験しやすい
● 民間企業の就職活動と両立しやすい
● 最終合格発表時期が早い(5月~6月)
● 日程が重ならない他の自治体と併願しやすい
● 受験年齢上限を30歳前後とする自治体が多く、第二新卒者、社会人も受験しやすい

※ 同じ自治体の通常試験との併願については、自治体により可・不可が異なります。受験案内でご確認ください。
※ 札幌市の早期試験(大学の部(SPI方式))については、原則10月採用で、令和6年9月末までに大学等を卒業している必要があります。
(令和7年度から受験対象が新卒者にも拡大されます)

=参考=

令和6年度 都道府県・政令指定都市等、警察官 試験日程一覧(3/6現在)
https://www.jitsumu.co.jp/news/exam/20240312.html


◆公務員試験で出る SPI・SCOA[早わかり]問題集



◆6年度 公務員試験 面接完全攻略ブック